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蘇った旧公園事務所

昔はよく昼休みに日比谷公園を散歩したものだが、最近は忙しさにかまけ、体力の衰えも加わって、すっかりご無沙汰していた。
たまたま園内で開催されたイベントの見学に立ち寄った折、あれっ?と思った。長い間、閉鎖されていた旧公園事務所がすっかりきれいに整備されているではないか。しかも、その裏側には瀟洒なチャペルが設けられ、ガーデンウエディングができるようになっている。聞けば2006年10月オープンとか。知らなかった。なかなかやるもんだ、と、しばし感銘。
日比谷公園は明治36年(1903)、日本で最初に都市計画によって誕生した洋風都市公園である。旧日比谷公園事務所はそれから7年後の明治43年(1910)、ドイツ式の庭園に面して建築された。庭園にマッチしたドイツのバンガロー風の建物で、現在も建築当時の姿をよくとどめており、日本の洋風建築史上、貴重な建築物の1つといわれている。確かにその姿は美しく、心に訴えるものがある。

CONTENTS

旧新橋停車場にエール

新しい「汐留」に思う

空中回廊の終着点

汐留の中の仙台

イタリアの空気

東京初の町立公園

封印された怪物たち

ニューヨークみたい?

汐留川の上で(1)

汐留川の上で(2)

浜離宮の珍植物が開花

芝離宮に梅の便り

東京港の原点

晴海埠頭の非日常

高さ50mの海上を歩く

築地市場に向かう小道

古代インドに出会う

聖ルカ通りを往く

薄れゆく「島」の記憶

眠れる可動橋

橋の記憶

霞ヶ関ビル40周年

駅ナカの江戸城外堀跡

旧文部省庁舎を歩く

超高層ビルと日本庭園

赤坂の“森”に迷い込む

紀尾井町に建つ哀悼碑

出世の石段

トンネルを抜けると…

ビルの谷間の「緑の道」

新春「福あつめ」の旅

昭和のにおい

市民生活を支える水道

四神の守る社

お昼休みの礼拝堂見学

日比谷公会堂80周年

蘇った旧公園事務所

日比谷公園の「江戸」

皇居外苑“楠エリア”

大官庁街建設の夢

桜田門の桜

参謀本部から見た東京

ピカピカの歴史的建築物

丸の内の英国式庭園

天守台に立って

江戸の大橋の面影

失われた賑わい