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天守台に立って
休日に少しばかり会社に用事があったが、そのためだけに出かけるのも何だなあと思い、この日は皇居周辺を歩いてみることにした。皇居も会社から決して遠くはなく、いつでも立ち寄れると思いながら、これまでゆっくり見て回ったことがなかった。
日比谷公園を抜けて、皇居外苑に出る。二重橋を左手に見て、さらにしばらく歩き、大手門から本丸のあった皇居東御苑に入る。その北の端に江戸城天守閣の台座がある。ここに一度来てみたかった。
実際に台座にのぼってみると、案外小さく感じる。それだけ江戸城の敷地が広大だからではないか。江戸城天守閣は、徳川三代家光の時代、明暦の大火(1657年)で焼け落ち、それ以来再建されることはなかったとか。へーそうなんだ、と改めて往時の天守の姿に思いをはせる。
さて、大阪城、名古屋城には再建された天守閣があるが、江戸城にはない。首都東京に、江戸城天守閣の再建を!という運動を続けている団体もあるそうだ。
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