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桜田門の桜

桜が満開になった。会社の近くで桜を見ようといえば、一番手っ取り早いのは日比谷公園。桜の木も多い。外務省前の桜並木もなかなかきれいだ。でも、もっとどこかないかなあ、と思って探し歩いていたら桜田門まで来てしまった。
桜田門といえば、すぐに「警視庁」を思い浮かべる方もいれば、安政7年(1860)、大老・井伊直弼が攘夷派の水戸藩士らによって暗殺された「桜田門外の変」を連想する人も多いと思う。江戸城の立派な城門が現存しており、国の重要文化財になっている。
この門は高麗門と渡櫓門(わたりやぐらもん)の2つの門で構成され、その間に桝形という四角い広場があるのが特徴だ。桝形は出撃する兵の待機場所として使われたり、攻めてきた敵をそこに封じ込めて四方から攻撃する目的で設けられたスペースだそうだ。なるほど。
その渡櫓門の端、皇居の堀に面して1本だけ、樹齢の古そうな桜の木が咲いていた。わずか1本だけだが、歴史を感じさせる城門と堀の石垣に調和して、いかにも日本的な春を美しく演出していた。この桜田門、皇居二重橋の撮影スポットにも近いので、記念撮影の前後にぜひ訪れてみることをおすすめしたい。

CONTENTS

旧新橋停車場にエール

新しい「汐留」に思う

空中回廊の終着点

汐留の中の仙台

イタリアの空気

東京初の町立公園

封印された怪物たち

ニューヨークみたい?

汐留川の上で(1)

汐留川の上で(2)

浜離宮の珍植物が開花

芝離宮に梅の便り

東京港の原点

晴海埠頭の非日常

高さ50mの海上を歩く

築地市場に向かう小道

古代インドに出会う

聖ルカ通りを往く

薄れゆく「島」の記憶

眠れる可動橋

橋の記憶

霞ヶ関ビル40周年

駅ナカの江戸城外堀跡

旧文部省庁舎を歩く

超高層ビルと日本庭園

赤坂の“森”に迷い込む

紀尾井町に建つ哀悼碑

出世の石段

トンネルを抜けると…

ビルの谷間の「緑の道」

新春「福あつめ」の旅

昭和のにおい

市民生活を支える水道

四神の守る社

お昼休みの礼拝堂見学

日比谷公会堂80周年

蘇った旧公園事務所

日比谷公園の「江戸」

皇居外苑“楠エリア”

大官庁街建設の夢

桜田門の桜

参謀本部から見た東京

ピカピカの歴史的建築物

丸の内の英国式庭園

天守台に立って

江戸の大橋の面影

失われた賑わい